2011/02/10
↑ 当屋の田屋敷(屋号)にて
↑ 直来
初午祭
有賀同姓9軒による、初午祭2月6日におこなわれました。
当家は昨年、父 傳次が逝去しましたので、四十九日をすぎるまでは、神事に参加することを控えていましたが、今回より参加することにしました。
ブログを始めて、初午祭を何度も紹介してきました。
また、初午祭に限らず、同姓一族の祭事は年間何度も行なわれますので、いままで紹介してきました。
若い頃は、いろいろあって面倒なことだと思っていましたが、年齢を重ねるごとに、知識や体験を積み重ね、その一族の祭典が多くの良いことをもたらすんだな、ということがわかってきました。
なんといっても、一族のが仲良くすること、・・・それが子々孫々にわたって、受け継がれることで、良い人が輩出され、ささやかではあるが安泰をもたらすと感じます。
さて初午祭とは !
有賀同姓の神社は並柳、弘法山の北の麓に同姓だけの社「マイお宮」があり、稲荷社の本社である京都の伏見稲荷神社より分神されて御祭しています。
その伏見稲荷神社の神が降りた日が和銅4年のこの日であったとされ、稲荷社を祀ります。
古来は、この日を蚕や牛・馬の祭日とする風習もあり、江戸時代には、この日に子供が寺子屋へ入門したそうです。
本来は旧暦二月の最初の午の日であるが、現在では新暦2月の最初の午の日とされていて、そのため、元々は春先の行事だったのが、冬の一番寒い時期の行事となってしまったようです。
初午は、その年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたもので、4月初めの巳の日の菜の花祭りの夜と初午のいずれかに雨が降らないと火に祟られるとか、初午の早い年は火事が多いとかいう俗信もあったようです。
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