2011/01/22
国の強制保険であります、「自動車損害賠償責任保険」の基準料率が改訂されます。
内容とすると、
現行の自動車損害賠償責任保険の基準料率は、平成19年契約年度までの累計収支残および、平成19年度までの累積運用益を還元することを前提に、平成20年4月に料率が引き下げられました。
その際に、純保険料率の予定損害率を国は133,8%を見込んでいました。
しかし、、、
平成22年度の料率検証結果では、平成23契約年度の純保険料率の損害率は、予定損害率を超える139,9%と想定され、現行の基準料率を続けた場合には平成24年度には、発生運用益で累計収支の赤字の補填ができなくなることが確実となったわけです。
そのため、
平成20年4月の料率変更時に前提とされていました、平成24年度までの5年間を収支均衡期間とする枠組みを維持しつつ、純保険料率に関しては今年度の検証結果により、前回変更時の見込みと明らかに離れている部分については、これを調整するための引き上げを行うことが適当であると判断したのです。
これにより平成25年度に本来の料率水準に戻すための料金の変更を行う際に、契約者の保険料負担が急激に増加することを緩和することができると判断したのです。
従って、
基準料率については23年4月1日からちょっと上がります。。。
なんか難しいですよね。。。
簡単に説明しますと、
当初平成25年に自動車損害賠償責任保険を本来の料率に戻すために、平成25年に一気に料率を変更すると急激に増加するために、今から徐々に料率を上げていきますよ!
ということです。
金額でいうと、
○2年契約の場合の自賠責保険料(沖縄・離島を除く)
車種 現行保険料 改定保険料 引き上げ率
自家用乗用車 22,470円 ⇒ 24,950円 11.0%
軽自動車 18,980円 ⇒ 21,970円 15.8%
小型二輪車 13,400円 ⇒ 14,110円 5.3%
原動機付自転車 8,790円 ⇒ 9,420円 7.2%
になります。
全車種で平均11,7%の値上げになるんです。
・・・・
ちょっと大きいですね。。。
当社はもちろんこの料率改訂に大きく影響のある、自動車整備工場です。
なので、この料率改訂にあたり「自動車損害賠償責任保険」の値上がりに対して、少しでもお客様の負担を少なくするためにも、2月イベントを行います!!!!
もちろん“車検”の格安イベントを筆頭に、板金・塗装や車の用品から自動車保険に至るまで、とってもお得なイベントを行います!
日時は、
2011年2月11日
場所は
「並柳」の本社と
「笹賀」のキズナースの両会場で行います。
詳しいイベント内容は、また後日発表しますので楽しみにしていてください!
期待を裏切らない内容ですよ!!!!
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