有明荘 スタッフブログ
長い影
2018/11/02
11月2日(金)午後3時現在 気温:9℃ 天候:晴
有明荘の周りの木々は、あらかた葉を落とし、初冬の様相となってきています。それでも、中房線の道路から有明荘に入るアプローチには、目にも鮮やかな「有明もみじ」が、まだ、健在です。
ただ、「錦秋」とは、写真のように、もみじの紅だけでなく、カラマツの黄色や、(ヒノキなど)常緑樹の緑、そして、空の青など、多くの色がハーモニーを奏でてこそ、と個人的には思っています。こちらは、反対側(道路側)から見た様子。順光の下、秋晴れの青空に、もみじが映えます。
多くの木々が葉を落とし、「晩秋」よりも「初冬」という表現が似つかわしくなってくると、低い陽の光が木々の影を長くします。道路に映す黒く長い木々の影絵も、バーコードのようだったり・・・、
矢印のように見えたり・・・、
絞り染めのように見えたり・・・と、こちらのイマジネーション次第で、中房線の道路がモノトーンのキャンバスにも思えてきます。
晩秋には晩秋の、初冬には初冬の、「お楽しみ」はあるものですね。
(猪股け)
プロフィール
燕岳登山口下方1,380mの温泉宿有明荘スタッフのブログです。