8月17日(木） 天気：晴れのち曇り　 午後7時の気温：22℃

何だかパッとしない天気が続く今年の夏ですが、今日は日中、超久々の青空も見られ、陽射しも「ジリジリ」、木々の中ではミンミンゼミも鳴き・・・と、忘れかけていた「夏らしい」一日となりました。



有明荘から中房線を下った、安曇野の見どころと言えば、有明山神社や、わさび田、あるいは、碌山美術館や、安曇野ちひろ美術館、田淵行男記念館、等々・・・。インターネットでちょっと検索するだけで、有名な観光スポットが続々と出てきます。　　

しかし・・・、今日ご紹介するのは、そんなメジャーな観光地ではなく、有明荘から中房線を下り、宮城ゲートを越え、さらにずーっと真っすぐ行った交差点の横にひっそりと建つ、なんだか懐かしい感じのする建物、「新屋（あらや）公民館」です。

昭和26年に建設された、このユニークな形をした公民館、文化庁により、2012年8月13日に「登録有形文化財」として登録されています。有明荘からお帰りの際、カーブの続く中房線を緊張して運転した後、ちょっと、この公民館に立ち寄り、「ホッ」とひと息つきがてら、記念写真でもいかがでしょうか？　

実は、この公民館、長野県にある492件（県別で全国3位の件数）の登録有形文化財の内のひとつというだけでなく、なんと！鉄道模型のストラクチャー「公民館」のモデルとなって市販されてもいます。
一風変わった安曇野みやげとして・・・いやいや、さすがに、そんな酔狂な人はいないか（笑）？

（猪股け）