有明荘 スタッフブログ
「マイ・スパ」
2016/09/14
9月14日(水) 午後6時の気温、19℃ 天候、曇り
有明荘といえば、かけ流しの大きな露天風呂・・・。
松本平から安曇野まで見渡したとしても、ここより大きい露天風呂を指折り数えるのは、なかなか容易ではありません。
しかし、今日、ご紹介するのは、小さな小さな「家族風呂」ですw。
これからの季節、紅葉の下、あるいは雪景色の中の露天風呂はもちろん風情抜群ですが、「家族風呂」にも相応の紹介ポイントがあります。
1、ご宿泊のお客様専用の、鍵付き貸切風呂なので、他人に気兼ねなく利用できる。
2、名前の通り、ご家族やご夫婦など、男女で別れずにお風呂を占有できる。
3、湯船のサイズが、ご家庭の浴槽3つ分程度なので、ごく短時間でお好みの温度に調整できる。
4、お湯が濃い(限りなく源泉に近い)。
1と2は、当然ですが、3も意外と重要で、お風呂が好みのロケーションや好みの泉質でも、温度が熱かったり、ぬるかったりすると、なんだかガッカリしてしまいます。有明荘でも内湯と露天では(最大公約数的な)42℃を目標に、常に微調整を繰り返していますが、そもそも、熱いのが好きな方もいれば、ぬるめが好みの方もいる訳で、そんな「自分好みの温度」を叶えるのも家族風呂なら簡単です。
また、4を説明すると、有明荘の源泉温度は74℃とかなりな高温の為、湯船の大きな内湯と露天では、(注水時間の関係上)加水しての温度調整をせざるをえませんが、家族風呂は湯船が小さいので、源泉をごく細く、チョロ出しにしておけば、自然に冷めていくのとのバランスで、適温でも源泉に近いお湯を楽しむ事が可能です。
つまり、3と4は家族風呂の「小ささを逆手に取っての楽しみ方」ともいえる訳ですね。
もし、有明荘にお泊りの際は、一度は「マイ・スパ」とでも呼びたい「家族風呂」も、是非、お楽しみ下さいませ。
(猪股け)
プロフィール
燕岳登山口下方1,380mの温泉宿有明荘スタッフのブログです。