有明荘 スタッフブログ
有明山の登山道チェックに行ってきました。
2016/04/27
4月27日(水) 午前9時の気温、15℃ 天候、晴れ
こんにちは。
昨日、有明山の登山道の様子を見に行ってきました。
第3駐車場登山口。
裏参道出発点。
倒木有り。このブログを書いたあと、撤去してきます。
木のハシゴ。一部もろくなっている気がします。
一歩一歩慎重に登り降りしてください。
「イワカガミ」はつぼみでした。
道がまぎらわしい箇所には、ピンクのテープをしっかり巻いておきました。道に迷わないように気をつけてください。
登山道沿いのピンクのテープを更に追加で巻いていきました。
「シャクナゲ」もまだつぼみです。
ピンクテープぐるぐる巻き箇所、複数あります。
水が流れた跡などが登山道のように見えることがありますが、周りをよく見てピンクテープに沿って歩いてください。
クサリ場です。上部から小石などがパラパラと落ちてきます。通過する前に安全を確認してから渡って下さい。
足場としてピンクテープを巻いたボルトが3本ほど岩に打ってあります。クサリに身を預けすぎることなく、確実にわたってください。
中間地点の沢筋。足元手元をよく確認して通過してください。浮き石に注意。
沢筋通過直後の急斜面。「ここを通過してほしい」という所にピンクテープとトラロープを設置しています。ただし、このトラロープに身体をビレイ(確保)できるほどの強度はありません。「手を添えるぐらい」でお願いします。核心部の一つです。
クサリ場。核心部の一つです。
ご覧の通り、足場の向こう側は断崖絶壁です。
手元足元に十分に注意して、確実に通過してください。
7.5号目付近の急斜面です。例年残雪が遅くまで残っていますが、今年はだいぶ融けるのが早いです。日中はグサグサ雪ですのでアイゼンは邪魔になると思いますが、冷え込んだ早い時間帯は凍っているかもしれません。状況をみて最善の方法で通過してください。
8合目付近。日陰は凍っているところがありました。足元に注意してください。
9合目の石塔。8合目以降、ところどころに雪が残っています。
山頂のお社。雪が残っていました。お社にしっかり登山の安全祈願をしてチェック山行完了です。
山頂付近より、正面・燕岳稜線。
同じく、正面・大天井岳稜線。
〈まとめ〉
・例年よりも雪が少ないです。
・残雪が半端にあるので、上部は歩行注意です。
(アイゼンなどの装着は状況をしっかりみて自己責任で。)
みなさま、今年も安全に楽しく登山してくださいね。
(高橋)
プロフィール
燕岳登山口下方1,380mの温泉宿有明荘スタッフのブログです。