7月5日（土）午後3時の気温18℃　小雨

朝方強く降った雨も午前中には小雨になりました。
今日は週末とあって、雨にもかかわらず多くの方が燕岳目指し、出発されて行きました。

さて、ここ有明荘では昨夜「第1回ライチョウ座談会」が開かれました。
真夏とは違って、お客様もそう多くない時期ですが、夕食を済まされた後、翌日燕岳へ向かう方々にご参加いただきました。

　　　　　＜燕山荘前で撮影（写真：高橋）＞
　　　　　<会場となった有明荘「まつの間」>

有明荘スタッフを囲んでの「ライチョウ座談会」・・・ライチョウの生態や、かわいさ、貴重さなどの話やスタッフの撮影した写真を見ながら、参加された皆さんの質問に答えたりと、少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気の会となりました。

　　　　＜ライチョウが大好きな有明荘スタッフ・高橋＞

参加者からは「ライチョウは標高何メートル位から生息しているんですか？」とか「年に何回羽根の色が変わるのですか？」などの質問がありました。反対にスタッフからは「ライチョウの鳴き声を知っていますか？」との問いに全員が「ＮＯ」…そこで皆さんに鳴き声を想像してもらって実際に声に出して鳴いてもらいました。実際の鳴き声を聞いてもらったところ、「意外！」との声があがりました。
話がはずみ、「燕山荘の〇〇〇あたりでよく見かけます」とか、「天気の良い日にヒナはハイマツの下にいたりします」など、ライチョウに出会える確率が高くなりそうな情報も飛び出しました。
なかなか見ることのできない冬のライチョウの姿や、かわいいヒナの動画などもご覧いただきました。

　　＜モニターに映し出される写真を真剣に見入る場面も＞

参加されたほとんどの方は、山の景色を楽しみに山を登りに来ているようでしたが、「山へ登る楽しみが１つ増えました！」と、話してくれました。
『写真が好きなので、いっぱい写真が見れて楽しかったです。ライチョウは遠い存在だと思っていたけど、見られてよかった♡』

最後は参加者全員で記念撮影。昨夜ここに参加された皆さん全員、今日は燕山荘に宿泊されています。ライチョウに出会えたかどうか、明日下山されたら聞いてみたいと思います。


次回のライチョウ座談会は８月８日（金）を予定しています。燕岳へ登る前日、有明荘に泊まって、ライチョウの事前知識を得ておくと、ライチョウに出会った時の感動は倍増間違いなしです。
燕岳は景色はもちろんのこと、お花やライチョウなど楽しみ方色々です。せっかく登るなら、いっぱい楽しんでくださいね！
（猪股）